”死ぬこと以外かすり傷” を読んでみた。
今回は箕輪厚介さんの死ぬこと以外かすり傷です!
実際に読んでみて、印象に残った部分と感じたことをざっと紹介します。
13歳児ルールに勝ち残れ
まず、1つ目に印象に残ったセリフは、3歳児ルールに勝ち残れです。
テクノロジーの変化がかつてないほど速く、今までのルールや枠組みがすぐに時代遅れになる。過去のデータを正しく分析することは意味がなくなる。こんな時代には3歳児のようにまっさらで身軽な人間が一番強い。目の前のことを本能と直感で、欲望のままに受け入れていく。いつまで子どものように狂い咲くことができるか。おっさんになるな。「3歳児レース」に勝ち残れ。
「死ぬこと以外かすり傷」より引用
3歳児というものは本能的、動物的な感覚に突き動かされながら行動しています。自分の直感を信じて、正しいと思うことや自分のやりたいことに、素直に取り組むことが大切なのではないでしょうか?
2子供も社員も外に出せ
部屋に子どもを閉じ込めて外の世界から遮断すれば子どもはいつしか外に出ることすら怖くなり、ひきこもり、次第に親にかみつく。社員も一緒。成長させたいならどんどん外に出すべき。
「死ぬこと以外かすり傷」より引用
自分の子供や部下を成長させたいのであれば、一部の世界に閉じ込めるのではなく外におくるべき。また自分自身も、将来何が必要になるか分からない世界において、多種多様な世界に触れることが大切だと思いました。
また日本が鎖国時代のとき岩倉使節団が欧米に留学しました。これは明治維新期の文明開化で充分貢献しているといえます。会社がイノベーションを起こすためには、社員を積極的に外に出すことが大切なのかもしれません。
3箕輪さんの語る未来予想
自動運転が導入されると、自動車は「走る家」のようなものになるかもしれない。そうなると自動車業界や建設業界、不動産業界の境目がなくなる。また、5G(第五世代移動通信システム)により、電話会議がより快適になり、移動中やどこでも仕事ができるようになれば、「移動」という概念がなくなる。会社に近いという理由で住む場所を選ぶという概念がなくなる。すると、地方の価値が上がり、気候に恵まれていたり食べ物が美味しい地方で人は生活するようになる。すると地方の隠れた資産を再発見するコンテンツやサービスが求められる。
「死ぬこと以外かすり傷」より引用
新谷学
「スピードは熱を生み、量は質をうむ」
秋元康
「ピカソはなんで天才か分かるか?多作だからだ」
岸勇希
「努力は夢中に勝てない」
まとめ
ここで紹介した以外にも、「死ぬこと以外かすり傷」には様々な名言や人生に役立つことがたくさん書いてあります。興味がある方は是非読んでみてください!