こんばんは、昨日髪を切ってさっぱりした前田です。
今日8月26日から30日まで東京でビジネスコンテストに出場することになりました。その名はビジネスコンテストKINGです。
信頼する大学の教授に勧められたのと、確か予定がなかったはずなので申し込んでみました。
— まえたかずき (@ba0831vr) July 8, 2019
一応こんなのがありますよ~と参考までに。 https://t.co/tGyibkZSC0
ビジネスコンテストKINGは今年で26回目の開催で、且つ日本で最大規模のビジネスコンテストと言われています。今回が初参加ですが、KINGの代表がコンテストの紹介をしに大学に来たことと、自分が尊敬する教授に勧められたため参加を決意しました。
1日目の今日は、チームビルディングと課題発表がありました。
まず午前中は、Venture Cafeプログラムディレクターの小村隆祐さんによるチームビルディングセミナーがありました。小村隆祐さんについてと関連記事はこちらになります。
同志社大学経済学部卒業、Babson College F. W. Olin Graduate School of Business(MBA)。株式会社グロービスで人材育成・ 組織開発コンサルティング部門に参画。大企業の次世代経営者育成やスタートアップの組織開発等を手掛け、起業分野のコンテンツ・教材開発も行う。以後、ボストンに拠点を置くNPO 「Binnovative」立ち上げメンバー。
Venture Cafe Tokyo ホームページより
起業家は「意味のない出会い」を求めよ。ボストン発ベンチャーカフェが目指す、イノベーション・エコシステム構想
まず最初に、Youtubeにて次の動画を見ました。
皆さんご存じの童話「うさぎとかめ」です。
かけっこの早いうさぎが亀と勝負をして、勝負の途中にうさぎが昼寝をした結果、亀が勝つというお話です。なぜうさぎは亀に負けたのでしょうか?グループ内で出た意見は次の通りです。
- 慢心(自信による過信)
- 計画性
- 気の緩み
- 見ている対象が違った(ウサギ→亀、亀→ゴール、自分)
- 行動力があったが知力に欠けた
- 応援を糧にしていた
ここで小村さんは1つ目の理由として、「ウサギは”競争”で圧勝していたために油断した」ことを挙げられました。ゴルフの試合や競馬の試合で「ハンディキャップ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?ハンディキャップとは、ある者とある者の力の差があまりにも大きい場合に、その差を小さくするものです。なぜ競馬ではハンディキャップがあるのでしょうか?
それは競馬が馬を競い合わせる競技で、競争は接戦じゃないと機能しないからです。ここで能力の差が開いてしまうと慢心や気力を失ったりする恐れがあります。
もう1つの理由として、亀は自らのビジョンに向かって創造的に挑んでいたのではないかと考えられます。ギャップを埋めようとするのは人間の衝動であり、そのためにはビジョンが大切であると考えられています。では、持つべきビジョンとは一体何でしょうか?
ビジョンが本質的な個人の価値観とアラインした(同じ方向に向いた)とき、真の威力を発揮します。しかもそれは衝動に近いものです。いずれにしても、自分の未来像と欲求がうまく合致し、自分がワクワクできるビジョンを描き続けることが大切なのではないでしょうか。
午後からは、チームビルディングのためのアイスブレイクとケーステーマの発表がありました。
アイスブレイクでは、皆さんおなじみ(?)のマシュマロタワーを作りました!
マシュマロタワーの説明は今回は割愛します。僕たちのチームは結果が高さ52cmで、自分が作った中では過去1番の安定性でした。
このマシュマロタワーの制作で大切なことは、「意思疎通」、「役割」、そして「コミュニケーション」の3つです。また協働の形は主に「離脱」「適応」「強制」「コラボレーション」の4つに分類することができます。
次に、なぜコラボレーションは難しいかを教わりました。一つ目の理由は「シャベルとスコップ」です。どちらも定義が人それぞれではっきり分かりません。ここで理解や想像の相違が発生し、誤解を招いてしまう恐れがあります。二つ目が、「習慣的な防御行動」です。これは一種の習慣的な反応のことで、(より良い成果を上げるための)学習も妨げてしまう行動のことを指します。
そしてコラボレーションをするときに「ギブの4つの懸念モデル」があります。これはコラボレーションをする際に感じる4つの懸念タイプのことで、上から
- 受容懸念(受け入れられているか)
- データの流動的表出懸念(こんなこと言っても大丈夫か)
- 目標形成懸念(何のためにやっているのか)
- 社会的統制懸念(言う意味はあるか)
が挙げられます。
ではなぜコラボレーションするのでしょうか?
それは、より良い成果をあげるためです。
まず何かを達成するためには、「learn by doing」計画するよりもやってみることが大切です。
そして良いコラボレーションを実現するには”場を整えること(=グラウンド・ルール)”が重要です。松下幸之助も以前こんな言葉を残していました。
「金魚を飼うには、金魚そのものを考えるのではなく、水を考えなければいけない。」
そして自分たちのチームも、場を整えるためのグラウンド・ルールを考えてみました!
- 敬語NG 受け入れる(いいね👍)
- 思ったことを話す。分からないことは聞く。
- 大切なことは、慎重に(言葉の意味・背景・定義)
- あだ名で呼ぶ(自分はかずくんになりました。)
結構長くなってしまったので、最後に今回のビジネスコンテストのケーステーマを発表して、今日のブログは終わろうと思います。
明日も大変だと思いますが、頭をフル回転させていこうと思います。
それではおやすみなさい🌛